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カンジダ症の膣錠フェミニーナ

カンジダ症の治療に、市販薬のフェミニーナを使用することについて情報が混在しているようですが、「膣錠フェミニーナ」は有効に作用しますが、「フェミニーナ軟膏」は使用しないでください。

 

小林製薬の「フェミニーナ」ブランドは、女性のデリケートゾーンの湿疹や痒みに効果があるとしてCMなどでも有名ですが、カンジダ症に効くのは「膣錠フェミニーナ」です。

 

間違って、フェミニーナ軟膏を塗ったりすると、カンジダ症には悪影響となりますので注意が必要です。

 

小林製薬の「膣錠フェミニーナ」は、膣カンジダの診断や治療を医療機関で受けたことがあり、同じ症状での再発である場合に使用することができる市販薬です。

 

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ただし、カンジダ症には病院で処方される服用タイプの治療薬があり、ジフルカン(ダイフルカン)やニゾラールが有名です。

 

 

初めての発症の場合は、膣炎がカンジダとは限らない事もありますので、使用してはいけません。

 

「膣錠フェミニーナ」は、抗真菌成分である「オキシコナゾール硝酸塩」がカンジダ菌の細胞膜を破壊して、優れた殺菌作用があります。

 

主成分のオキシコナゾール硝酸塩はアゾール系の抗真菌剤であり、腟や外陰部の真菌感染症に有効です。

 

小型で挿入しやすい、スリムタイプの膣錠であり、再発した腟カンジダの治療薬として効果的です。

 

大人(15才以上60才未満)は1日1回1錠 就寝前などに腟深部に挿入します。

 

生理中以外に6日間は連続して使用することとされており、症状が消失しない場合には医師の診療を受けてください。

 

使用途中で生理がはじまった場合は、効果が無くなるため使用を中止し、医師の診療を受けることとさされています。

 

アプリケーターなどは使わず、石鹸で清潔に洗浄した手指をもちいて膣内の最深部へ挿入して使用します。

 

使用後の手指はカンジダ菌が大量に付着している状態なので、石鹸で十分に洗浄してください。

 

挿入後は膣内で素早く崩れることによって広がり、膣内にとどまり効果を発揮するという仕組みです。

 

カンジダ膣炎は、常在菌であるカンジダ菌が免疫力が落ちたときに異常繁殖して再発しやすい病気であり、繰り返す人も少なくありません。

 

デリケートゾーンに痒みが生じ、ポロポロとカッテージチーズのような白っぽいオリモノが発生するような症状を再発するケースでは、「膣錠フェミニーナ」の適応となります。

 

医療機関を受診した場合は、膣洗浄と抗真菌薬剤の膣錠が処方され、抗真菌軟膏なども外陰部の痒みに併用で処方されるケースが一般的です。

 

市販の「膣錠フェミニーナ」も抗真菌薬剤で、再発したカンジダ膣炎には有効ですが、軟膏として「フェミニーナ軟膏」は使用してはいけません。

 

ブランド名が同じフェミニーナであっても、成分が異なりますのでフェミニーナ軟膏は抗真菌効果はありません。

 

一般細菌などによるデリケートゾーンの炎症(痒みや湿疹)には有効なのですが、カンジダ菌には効果が無く、逆に悪化させてしまうことも少なくありません。

 

再発したカンジダ膣炎には「膣錠フェミニーナ」は有効に作用しますが、「フェミニーナ軟膏」は使用してはいけません。曖昧な情報で悪化させたりしないようにしてください。

 

再発であっても状態が悪いようなカンジダ症や、再発を頻発させるような場合は、婦人科でしっかり検査と治療をすることがおすすめです。

 

ジフルカン(カンジダ症の治療薬)
婦人科や性病科でのカンジダ症治療には必ず処方される抗生物質がジフルカンです。成分はフルコナゾールで、飲み薬のため体内からカンジダ菌を殺菌します。塗り薬と併用できますが、ジフルカン単体でもカンジダ症を効果的に治療できます。
価格 容量 評価
3,780円 フルコナゾール150mg(15錠) カンジダ,膣錠,フェミーナ
カンジダ治療

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